CrawlSEO
Google Search Console のデータ、サイトクローラー、Core Web Vitals を 1 つのダッシュボードにまとめる、MIT ライセンスのセルフホスト型 SEO モニタリング。AI エージェントが照会できる MCP サーバーを同梱
CrawlSEO は、自分の Google Search Console データを取り込み、サイトをクロールし、Core Web Vitals を計測することを一箇所でこなす、MIT ライセンスのセルフホスト型 SEO ダッシュボードです。そのすべてを Model Context Protocol サーバー経由で AI エージェントにも公開します。想定利用者は SEO 専門家ではなく創業者で、無料の半分は Google がすでに報告している自社データ、外部データが要る部分 — キーワードボリュームと被リンク — は有料プロバイダへの持ち込みキー方式です。まだ初期段階のプロジェクトなので、何が変わったかを教えてくれる監視レイヤーとして読み、どうすべきかを決めるツールとしては読まないでください。
CrawlSEO とは
CrawlSEO(github.com/crawlseo/crawlseo)は、Next.js・PostgreSQL・Prisma で作られたセルフホスト型の SEO モニタリングダッシュボードで、Brandson Digital が MIT ライセンスで公開しています。OAuth で自分の Google Search Console プロパティに接続し、クローラーを自サイトに向けると、2 つの視点が並びます。Google が自分のページについて報告している内容と、そのページに実際に書かれている内容です。
- Search Console 分析 キーワード、ページ、クリック、表示回数、掲載順位を 28 日比較と増減表示つきで。
- サイトクローラー 1 回のクロールで最大 2,000 ページ。健全性スコア、16 種類の問題タイプ、ページ単位の修正メモつき。
- Core Web Vitals PageSpeed Insights から LCP・CLS・INP・TTFB を取得し、モバイルとデスクトップを並べて表示。指標の定義は Core Web Vitals にまとめています。
- 改善余地の検出 あと一歩で上位に入るキーワード、CTR の低いページ、コンテンツの劣化、キーワードカニバリゼーション。
- アラート トラフィック減、順位変動、新規 404、vitals の悪化を、メール・Slack・Telegram・Webhook で通知。
- MCP サーバー Claude Code・Claude Desktop・Cursor が同じデータを Model Context Protocol 経由で照会できる 10 個のツール。
デプロイはビルド済みマルチアーキテクチャイメージに対する Docker Compose か、Node と PostgreSQL の手動インストールです。プロジェクトは新しく、作成は 2026 年 4 月、コントリビューターは 4 名、タグ付きリリースは v0.1.0 の 1 つだけです。スター数は成熟度ではなく関心の指標として読み、顧客というより早期ユーザーになるつもりで臨んでください。
無料で読める範囲と、有料キーが要る範囲
機能一覧よりもこの線引きのほうが重要です。予算ゼロの初日にツールが何を教えてくれるかを決めるのがここだからです。
| データ | 取得元 | 費用 |
|---|---|---|
| クリック、表示回数、順位、クエリ | OAuth 経由の自社 Search Console プロパティ | 無料 |
| クロールの問題、タイトル、ステータスコード | 自サーバー上で動く CrawlSEO 自前のクローラー | 無料 |
| Core Web Vitals | Google PageSpeed Insights | 無料 |
| キーワードボリューム、難易度、CPC | DataForSEO(持ち込みキー) | 有料。無料の代替は Google オートコンプリート |
| 被リンク、参照ドメイン、アンカーテキスト | DataForSEO(持ち込みキー) | 有料 |
この最後の行は、メンテナーが手を抜いた結果ではありません。自分たちの Search Console レポートを作る際に同じものを探して確認しました。Search Console の API にはリンク関連のエンドポイントが一切存在せず、リンクレポートは Web UI にしかありません。つまり GSC データの上に作られたツールは、被リンクだけ GSC の外に取りに行くか、パネルを空のままにするかの二択です。無料 SEO ツールが「誰もが欲しがる唯一の数字」を制限していることを責める前に、知っておく価値があります。
創業者のグロース基盤のどこに収まるか
モニタリングは SEO の安いほうの半分です。ダッシュボードは、あるページが 8 位から 14 位に落ちたこと、テンプレート変更で カノニカルタグ が誤った URL に付いたこと、デプロイ後にあるルートが 404 を返し始めたことを教えてくれます。しかし、順位を取るページを書くことも、リンクを獲得することも、指摘された 40 件のうちどれに午後を使う価値があるかを決めることもできません。その空白こそが本当の仕事で、そこに位置するのが AgentCeres — agentceres.com の AI Growth Officer — です。コンテンツ、アウトリーチ、広告コピーを起草するスペシャリスト陣に、外に出るものは必ず人が承認します。
モニターが拾う種類の問題は現実に起きます。私たち自身も経験しました。自社のマーケティングサイトは 8 言語で数千ページを事前レンダリングしており、カノニカルの問題が Search Console 上で「Google がクロールしたが、自社 URL ではインデックスしないと判断したページ」として現れました。テストは何も検知しませんでした。壊れていなかったからです — ページは正常に描画されていました。大規模なサイトや プログラマティックに生成した サイトを運用しているなら、誰かが代わりに Search Console を見張る必要があり、それを自分のデータベース上でセルフホストするのは妥当な答えです。サイトが小さいうちは 新しいサイトの SEO から始め、クロールがボトルネックだと決めつける前に クロールバジェット を読んでください。
FAQ
- CrawlSEO は Ahrefs や Semrush の代わりになりますか?
- 多くの人がそれらを買う理由の部分では代わりになりません。Ahrefs や Semrush が売っているのは「ウェブ全体を自分でクロールした結果」です。競合のキーワード、被リンクのインデックス、自分が持たないドメインの順位データがそれにあたります。CrawlSEO が報告するのは自分が管理するサイトについてで、Google がすでに渡してくれているデータを使い、第三者データはキーを渡した場合のみ借りてきます。問いが「自分のサイトで何が起きているか」なら妥当な乗り換えですが、「競合が何で上位を取っているか」なら違います。
- MCP サーバーはエージェントに実際なにをさせられますか?
- Claude Code・Claude Desktop・Cursor といった Model Context Protocol クライアントに 10 個のツールを公開します。サイト一覧、キーワード・ページ・トラフィックの取得、クロールの開始と検出された問題の読み取り、vitals と改善余地の取得です。実務上は、CSV に書き出してから見るのではなく、ページを編集しているのと同じセッションでエージェントに Search Console のデータを尋ねられます。データは自分のインスタンスに残ります。
- 本番運用に耐えますか?
- 初期段階として扱ってください。MIT ライセンスで、マルチアーキテクチャの Docker イメージを配布し、コンテナ起動時にマイグレーションを実行し、実際のセキュリティ対応も入っています — 2026 年 7 月にクローラーの SSRF 対策と、compose のデータベース資格情報の環境変数化が行われました。とはいえコントリビューター 4 名、タグは v0.1.0 のみの若いプロジェクトです。自前の認証の背後にセルフホストし、latest を追わずにイメージタグを固定し、失って困るものはエクスポートを取っておいてください。
You built it. Now grow it.
AgentCeres is a managed AI marketing team — specialists draft the SEO, social, and outreach that fill your links, you approve what ships. 14-day free trial, from $39/month.